「郊外の空き家」を題材に、卒業論文に取組んでおられる学生さんとお話しする機会を得ました。これから「負の遺産」を残されてしまう20代若者のホンネや、彼らが思う矛盾etc...気が付けば2時間経っていました。このまま空き家ばかりが増えて行くことに、危機感を抱いている若者がいたことに希望が持てました。

彼の一番知りたかったことは「現状とこれから」。名張市の人口はとうとう8万人を切りました。移住先として選んでもらうにはどうすればいいの？

適切に維持管理された程度の良い中古物件を、子育て世代のマイホームとして、又、都会のリタイア組の住まいとして。リタイア組にとっては、年齢的にも介護の時がいつ訪れるやも知れません。名張市の介護施設も増えました。都会では入所待ちも多いと聞きます。そんなことも考えて、移住先に名張の地を選んでいただければと思います。

つつじヶ丘と隣合う春日丘住宅団地には、近代高専があります。この影響で市内に学生さんが増えました。その学生さん達と、一人暮らしのシニアが、世代を超えて空き家をシェアするのはどうでしょう。。等々考えるところは沢山あるのですが、これら空き家の二次活用、是非実現させたいです！