最近よく耳にしますが、住宅診断のことです。
アメリカでは、州によって異なりますが、取引全体の7~9割りでこの住宅診断が行われており、すでに常識となっているそうです。
購入前や売出し前に診断を受けることで、安心して取引を行うことができます。
今朝、その住宅診断の現場に同行させていただきました。
診断箇所は、目視で、屋根、外壁、室内、開口部、小屋裏では正しく金物が使用されているか(耐震に関わる)床下、水漏れ、レーザー水平器を使用して床や壁の傾き、汚水桝など詳細に診断していただきました。
後日、報告書と共に依頼主(今回は購入検討者様)へ、建築士の先生から説明があります。
費用は64,800円(所要時間2時間)でした。
家は一生のうちで、そう何度も購入できるものではないですし、慎重になって当然だと思います。ご家族と共に、未来を育むための大切な「すみか」です。
その後の安心が買えるのならイイなと思いました。
今回は、耐震性を気にしていらしたので「住宅診断を受けるという選択肢もありますよ。ご購入を決められるのは、結果が出てからでも構いません」と言うことでご提案いたしました。
国土交通省は2月26日、既存住宅の流通の促進を図るための「宅地建物取引業法の一部を改正する法律案」を閣議決定しました。
不動産業者が媒介して契約するとき、インスペクションを行う業者のあっせんに関する事項を記載した書面を依頼者に交付し、インスペクションを行った結果を重要事項説明書に記載することを求められます。法律が成立してから2年後に施行する予定とのこと。
日本でも、当たり前の時代がやってきますね。。