【完成写真】
素材のディティールと照明計画にこだわり、アメリカの古いアパートを連想させるような空間に。あえてダウンライトは用いず間接照明とブラケットで、明るすぎない空間にこだわりました。タイルの目地の太さやコンセントプレートや機器にはシルバーやグレイッシュ、そして、きれいすぎないものを選ぶことでアメリカンテイストを作り出します。
男前インテリア、どちらかと言えば男性に好まれるスタイルでしょうか。
中には「こんなの好き!」という女性もいらっしゃるでしょう。
打合せの席で、ご夫婦の意見が分かれる事はしばしばあります。
そんな時は、一部分だけを好きなテイストに仕上げるという手もあります。
例えば、ご主人の書斎スペースや寝室、奥様のドレッサースペースなど、他人が立ち入らない場所なら違う雰囲気も良いのでは。
そう言えば「ロックな雰囲気の部屋に、妻がピンク色のロマンティックなインテリアをどんどん持ち込んできて、居心地が悪かった」とミュージシャンが離婚原因を語っていたことを思い出しました。
【完成前】