予期せぬ事故や病気、加齢に伴って住んでいる家の改修が必要になることがあります。
私も2年前、2階の高さから落下し大腿骨をボキっとやっちゃいました。
当分の間杖が必要になると言われ、どうせ持つなら少しでも気分が明るくなるもの
お洒落れなデザインのものを探しました。
体は思うように動いてくれないし、痛いし、眠る姿勢さえ制限されるわで
ホント気が滅入りました。
でも、そんな日々の中にも小さな喜びはあるもので、昨日よりはちょびっと足が
上がるようになったとか、スロウだけど体は確実に治ろうとしているんだって。
介護用具にしても介護改修にしても、機能面ばかりが重視されがちだけど
家で過ごされることが多い場合は、特に居心地の良さやデザイン性にも
もっと目が向けられてもいいのではと感じました。
例えば室内で一番多くの面積を占める壁に、好きな色や柄ものを使ってみるのも
いいですし、香りのインテリアとしてアロマを室内に漂わせたり
五感を刺激することで、リハビリにも繋がるのではないでしょうか?
『望む暮らしをあきらめない』
好きなものに囲まれる暮らしをあきらめる必要はないのです。
毎日過ごす家だから居心地よく暮らしたい。
そのためにインテリアの力を借りる。
そんな思いを大切にしています。