選び方のポイントとしては①1日に使う頻度➡一日分の食器をまとめて洗うのか、数回に分けてこまめに洗うのか②「深型/6人分」か「浅型/5人分」③フル扉仕様（前面に操作ボタンが無い）かドアパネル（前面に操作ボタンを配置）前者は使わない時は食洗器の存在を消してくれるので、キッチンによりインテリア性を求めたい方はこちらがおすすめです。④フロント扉（前開き）かスライド扉（引出し）。フロント扉はどの角度からも食器をセットしやすく、大鍋などの調理器具も丸ごと洗えること。ただし、食器を出し入れする際にはかがむ必要があります。

フロント型は一度に洗える容量が多いと思われがちですが、クラッソやミッテ（TOTO）は6人分/33点です。この容量だとスライド扉深型の容量は6人分/44点の方が容量が多いことになるので、一概には言えません。クリナップでは最上位モデルのセントロに1機種限定でドイツのミーレ（2人分/84点）が選べます。

ちなみに、海外製の食洗器は１日分（12～15人分）をまとめて洗うため、容量が大きく幅も60㎝が主流です。国内製のような乾燥機能はなく余熱で乾かす仕組みです。本体内部も樹脂製ではなく扉内側もステンレスで覆われており清潔性があります。

海外の食洗器を入れたいためにオーダーキッチンにされる方も増えています。施主支給でなら対応可能な国内キッチンメーカー（※導入できるキッチンや扉に制限がある場合があります）も増えていますが、施主支給の場合、工務店、施工会社、キッチンメーカーとの各調整をする必要があることもお忘れなく。