どちらにするか迷うところですね。オール電化住宅であれば、IHしか選べませんが、併用住宅の場合はガスとIHをコンビで使えるハイブリッドコンロ(採用:セントロ・ステディア/クリナップ)は、中華鍋やアルミ製のフライパン、土鍋を使う料理にはガスコンロで、煮込み料理や湯沸しには効率よく熱を伝えるIHでと、作る料理に合わせて使い分けができます。
IHの特徴としては、お掃除がラク。キッチンに熱がこもらない。燃焼に伴うガスや水蒸気の発生が無いので結露やカビの発生が抑えられる。"お鍋を振りたい"派なら、熱源から離れてしまうためIHは不向きです。「ガスより火力が弱いんじゃないの?」私もそう思っていました。1ℓの水を90度まで沸かすのにかかった時間はIHで2分強、ガスで3分強という結果が出ていることからもIHの火力が弱いとは言えません。
コンロ下のグリルも今では多機能に変身しています。定番だった焼き網の代わりに、専用容器を使って「焼く」「蒸す」「煮る」「炊飯」ができるんです。様々な料理が手軽にできるので時短、家事ラクに繋がりますね。
グリルレス4口コンロ(採用:リクシル・TOTO・パナソニック)は、全面に五徳が敷き詰められているので重い鍋の移動も楽チン、操作もトッププレートで行えます。グリルが無い分コンロ下の収納も増えインテリアに合わせやすいですね。
自分が和洋中どんな料理をよく作るのか、どの熱源で調理したいかを考え選んでみてください。。