近藤先生の授業では毎回宿題が出されます。前回の授業内容は「片付け」
宿題もその内容に添った「家の中にある死蔵品を書き出してみる」
というものです。
自分の家ではなく、死蔵品が一番多い親世代を対象にしようと
実家の母に協力をお願いしました。
ダントツで多かったのは服です。両親の服はもちろん独立した息子の服までありました。
自分の家に置き場がないために、親の家を納戸代わりにしているパターンです。
処分しない理由としては、息子の服なので要不要の判断が尽かない。
両親の服は、いい物(高価)だったし、たまに着ている。
明らかに枚数持ち過ぎだと思いますけど。
座卓も3つありました。
いい物があると、前の物を処分せず買い足してしまったことが原因です。
大阪で住んでいた頃の荷物も、引っ越しの度に新居へ持ち込んでいました。
それでは家がメタボになるわと突っ込みたくなります。
以下、布団、マッサージ機、トレーニング器具(息子の)靴(息子の)
新居へ引っ越す際には「新居へ持ち込むもの」と「処分するもの」を
選別しないと、暮らしの贅肉が増えていくばかりです。
こうして物が増えていくんだなと、あらためて母も気づいたようです。
夢のマイホームに必要なのは、ただ大きいだけの収納ではなく
持っている物に対して適量の収納空間と、それが出し入れしやすいかどうかです。
出し入れしづらかったり、使いたい場所から離れていると一度出したらそれっきり。
居住空間を減らしてまで確保した収納スペースは、いつも使われないものだけが
収納され、使うものはしまう場所のない「家なき子」になってしまっていませんか?