「整理」が終わったら次は「収納」です。
「収納」とは、必要な物を使いたい場所、
使うべき場所に配置し、出し入れしやすく、
使いやすい「指定席」をつくることです。
「よく使う」「ときどき使う」
「めったに使わない」と使用頻度別に
最終的な「指定席」決めるのですが
それぞれの家庭の生活スタイルや
体格なども考慮しながら、空間を
できるだけ有効に活用するようにします。
物の指定席の決め方の基本として、
物の行き場を決めます。
使うところに使うものを、
洗面所で使う物は洗面所へ
キッチンで使う物はキッチンへ。
行き場が決まったら、次は使用頻度で
位置決めをします。
これが最終的な物の「指定席」となります。
よく使う物を、手が届く出し入れしやすい
位置に置くために身長が深く関わってきます。
◆◇◆身長が160㎝(1h)の場合
①指先から足裏まで(0.4h / 64㎝)
範囲:かがまないと物が取れない
収納物:時々又はめったに使わない
重い物
②肩から足裏まで(0.8h/1m28㎝)
範囲:無理せずに物が取れ、
引出し収納が使いやすい
収納物:よく使う物
③目の位置から足裏まで(0.9h / 1m44㎝)
範囲:無理せずに物が取れる
収納物:よく使う物
④腕を頭より上げた手の位置から足裏まで (1.2h / 1m92㎝)
範囲:手を伸ばせば届く範囲
収納物:時々使う軽い物
④以上の高さになると、
脚立や踏み台が必要になってきます。
老後も視野に入れた
安全な住まいづくりをするのなら
床下収納を活用されてみるのもいいですね。