一般によく使われている食器棚の
奥行は400~450㎜です。
食器の奥行を基本に食器棚の奥行を
見直すことで無駄な食器や床面積を
減らすことができます。
例えば、
棚の奥行200㎜のスペースを確保できる場合
日常使いの食器が収まり、300㎜のスペース
ではほとんどの食器が収まります。
食器棚の収納スペース別収納の基本
【1】上戸棚
①上段 時々使う軽い物
・大鉢・ポット類・漆器類
手を添えて安定感よく出し入れできる物の
指定席にする
目線より高い位置の上段・・・手でしっかり"つかめる物"
・大きい割に軽い・深さがしっかりある物
②中段ー上 よく使う使用頻度の高い物
・コーヒーカップ・グラス類・中鉢
中段ー下 来客用椀もの
目の高さの位置のため、つかみやすいよう
少し高さのある食器で「見た目重視」の
セット物の食器をディスプレイ感覚で並べる
③下段ー上 よく使う
・中皿・長皿・グラタン皿・小皿・小鉢
下段ー下 家族の日常使い
奥まで目が届き出し入れしやすい位置の
ため、薄くつかみづらい皿や小さい物の
指定席にする
日常使いを「和」と「洋」に分け、カゴに
まとめてもOK
【2】引出し よく使う
・ランチョンマット・カトラリー・箸置き
・茶卓・コースター・ストロー・割り箸
細かい物の出し入れがスムーズなように
カゴや仕切り板などの収納道具を使って
細かい物の指定席にする
小皿や小鉢などの指定席にしてもOK
【3】下戸棚 時々使う / めったに使わない
・重箱・季節用品・大皿・どんぶり
しゃがんで出し入れする位置のため、使用
頻度が低い大きい物や重い物の指定席にする
書類立てに大皿を立てて収納してもOK