間取りを考える時、ダイニングの
広さをどう決めるのか?
今日は、その目安についてお話しします。
1)最大使用人数を決める
近くに住む両親や友人家族とよく一緒に
食事するなどを想定する
日常使い=家族
非日常使い=来客➡最大人数
2)テーブルの「形」と「大きさ」を決める
食事をするとき、隣の人とぶつからない
ために必要な寸法は、肘を合掌のように
はったときの600㎜
その数値を頭に入れ「長方形・正方形
円形」の3種類の食卓の形を決める
また、イスの形によってもダイニングに
必要な広さが変わってくるためイスを
選ぶときは
◎ひじかけの有無
◎背もたれの厚み
◎座面の大きさ
そして、イスを引くのに必要な
スペースもお忘れなく
3)食器棚を置くか置かないか?
●キッチンに食器を置く場所がない
●グラス、コーヒーカップ、ケーキ皿
電気ポット、コーヒーメーカーなど、
ダイニング内でセッティングをすませたい
このような場合は、ダイニングに
食器棚を置くことになります
4)テーブルのまわりで人が
移動するのに必要なスペース
食事中、またはそれ以外のときに
テーブルのまわりでどのような
動き方をすることが多いのかを想定する
●人がイスに座るのに必要な
奥行寸法 450㎜
●人がイスを引いて立つのに必要な
奥行寸法 750㎜
●人がイスに座っている後ろを通るのに
必要な寸法
・横歩きで通る400㎜以上
・正面を向いて通る 550㎜以上
・後ろからの配膳の幅 750㎜
以上、1)~4)の項目を順に明確に
することで、希望するダイニングの
広さの目安がわかります