リビングでの動線はくつろぎ方に
合わせて考えます。
例えば、読書をするために本棚から
本を出し、元へ戻す。
家族や友人と一緒に、テレビゲームを
するのにゲームソフトを出してセット
それに合わせて軽快に動く。
その他にも宅配便に対応したり
キッチンへお茶を入れに行くなど
隣接する部屋や、庭からなどの
連動した動きも含まれてきます。
「何をするために、どううごくのか?」
リビングでの「動線」をチェックする
ことで、その動線上での「必要な物」が
明確になり、それらを収めるための
スペースや家具の大きさや置き場所も
決めやすくなります。
【リビングでの主な5つの動線】
1)集い動線
リビングで家族や来客が集うとき誰が
どこに座り、どう立ち振る舞うかの動線
◎ソファーに座っている人の前を
スムーズに通り抜けができる
◎テレビの前を横切らずに移動ができる
2)しながら動線
リビングでくつろぎながら家族それぞれが
したいことをする時の動線
◎家事
◎パソコンをする
◎学習(仕事)をする
◎本・雑誌・新聞を読む
◎子供と遊ぶ、おむつ替えや着替えをする
3)子供の遊び動線
子供がおもちゃを出したり
しまったりするときの動線
子供がどこで遊ぶのかを考えると
わかりやすいですね。。
4)DK動線
食事の前にリビングからダイニングや
キッチンへ。食後はダイニングや
キッチンからリビングへ移動する動線
5)来客動線
来客のとき玄関からリビングまで
招き入れる動線
◎コートやバックの預かり場所を
動線上に確保しておく
リビングでの動線を考えることは
人の動きをスムーズにするだけでなく
適切な物の置き場や、家具の配置を
決める上で重要なポイントになります。
言い換えれば、物の置き場一つで
動線が変えられるということですね。
皆さんのリビングはいかがでしょうか?