L(リビング)D(ダイニング)
K(キッチン)の3つのスペースが
パッケージ化されたLDKは
かつて「茶の間」だったところ
家族が自然に集まり一緒に過ごす
「暮らしの中心」であり身も心も
リラックスできるそんな場所です
だけど、どの家庭にもLDKが
必要であるとは限りません
ダイニングテーブルのまわりにいる
ことが多い家庭ならダイニングが
リビングを兼ねてもいいのです
LDKが必要と固定観念にとらわれず
家族が過ごしやすいように家具の配置を
工夫し、居心地のいい空間にすることが
大切です
1)「収納」に対して
〈問題点〉
LDKがひと続きの空間にある形が
多く見られます。しかし、それぞれに
違う役割を持っているため、使用する
家具や道具が違い、それらが各自の
エリアからはみ出しLDK全体が片付か
ない状態になりやすい
〈解決策〉
L、D、Kそれぞれの場所で使う物の
適切な「位置」を見極め、それに合う
収納スペースを設けるようにします
2)「汚れ」に対して
〈問題点〉
キッチンで調理中の汚れやにおいが
全体に広がりやすい
〈解決策〉
日頃から「汚れ」や「におい」を
溜め込まない工夫を心掛ける
〈具体例〉
●十分な換気・・換気扇以外の
「窓換気」を確保
●コンロの向き・・DやLに向いている場合
こまめに掃除
●壁・床材・・壁に汚れ防止シートを貼る
床に大きめのキッチンマット
床にワックスを塗布する
新築やリフォームを計画中なら
上記以外にも、KとDLの間に
「間仕切り」用の引き戸を付けることで
DLの汚れを防ぐことができます